[あ、この紅茶味も美味しい。うん、この『館』の主人良い趣味してる]――俺は ゼロ=スカーレット。そしてこの子達は俺の仲間。あなたは、どこかの高貴な人?[あ、さらに気が向かれた?俺は名前を返して、彼の名前も尋ねる。俺の後ろでは、手近な誰もいない椅子や机に、六匹の赤羽の梟が留まりだしていた。然しこの人、何と言うか、権力が板につきまくってる人間だ…]
(247) 2014/06/06(Fri) 22時半頃