[道化がゆったりとした足取りで船内へと足を進めようとする。>>240はてさて、淑女の中はどんな味がするやら。
同じように船長の後に続こうとして、自分の名を呼ぶ声に振り向いた>>243
妙に耳に障る甲高い声はよく聞きなれたもので、顔を顰めそちらを見る]
―――あぁ、きゃんきゃんうっせェ…!
[視界の先にはやはりというかニコラスの姿。
うっかり彼を拾って以来、妙に懐かれてしまったらしくこうしてことあるごとに自分の後をついてくるのだ。
それはまぁいい。昔馴染みの手下>>238>>239と似たような子分が一人増えたようなものだ。それはいいのだけれど―――
へらへらと浮かれた笑みを浮かべる青年が差し出した、血と脳漿塗れの酒瓶に一瞬ぎょっとする。
その表情がたちまち怒りに歪み]
ンなモン飲めるかボケッ!!!
[差し出された瓶をむんずと手に取り、
そのままの勢いでニコラスに叩きつける。
溢れた汚物がばっしゃー、と周囲に散った]
(246) 2014/12/08(Mon) 20時半頃