[バスタブに浸かっていると、先程の祭囃子が窓から聞こえてくる。それから、どこからか三味線の音もするようだ。奏でられている曲は恐らく、元は別々のものだろう。しかし、麗亜の元に届くまでの間にいくつかの音がかき消えて。] なんだか…、あの歌みたい。 …ふんふん、ふふふふん♪[麗亜が鼻歌を歌い始める。すると、今まで微かに届いていた音楽が、鮮明に流れ始めた。]
(244) 2018/09/11(Tue) 00時半頃