「見たわけじゃないけど。 あの人の、悲鳴?みたいなのが聴こえて見に行ったら。 遠ざかっていく足音が……」[そこまで書いたところで、猫の耳がぴくり、動いた。 そう、足音が……。 縦長の瞳孔が開く、警戒するように尻尾が持ち上がる] 「にげて」[そう殴り書くと、ジャックランタンをテーブルクロスの下へと 隠れるように促して] フニャア、ン![目立つように一つ鳴くと、玄関先へと駆け出した]
(242) 2011/10/22(Sat) 23時半頃