― 個室 ―[部屋に戻ると机の上に酒瓶をふたつ並べる。ヴェスパタインの一本俺の、という言葉にはわかった~と答えたが、結局あやふやになるのを期待していた。そこで張り付いていたメモを確認する。]ろ…ローズマリー…… ちゃっかりしすぎだろぉ[送り付けられたのに請求書がついているこれは、新手の詐欺じゃないのか。いやしかし、金のある時期が来てしまったのでどうせこの騒ぎがなかったらローズマリーの店で散財をしていただろう。詐欺というよりは先読みか。悔しいけど文句はなかった。むしろいっそ、もっとたくさん注文したいくらいだ。ワンダの言葉はこういう事か、と理解する。>>234]ま~いっか~この騒ぎがおわったらまた飲みにいこ~っと
(241) 2014/08/13(Wed) 22時頃