人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 鳥使い フィリップ

[ふわり、セシルの頭に着地した手紙。
その中身を見たのは少し後のことになったか。
差出人はすぐにわかった。細い筆跡、
その言葉を告げたのは、その後輩にだけで…。]


――…うん。
……ありがとう。


[翡翠を細めて流れる文字を読むと同じ言葉を反芻する。
あの時―――…ルーカスが居たから助かった。
蒼薔薇に呑みこまれかけていたあの時に、
言葉で、抱擁で、今はもう消えた痕で繋ぎとめてくれたから。

その後輩が自分の言葉で少しでも楽になれたのなら…
それはすごく嬉しいことで。
手紙は汚さぬよう折りたたまれて大事にしまわれる。
空を飛ぶ折り目の跡を、紙と記憶に刻みながら。]

(239) chiz 2010/09/15(Wed) 00時頃

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