ふぅん、
[>>236 静かに黒百合の独白を聴く。話の途中で、口慰みに新たな煙草を咥える。チョコレート味の紫煙はゆっくりと肺胞のひとつひとつを満たしていく。]
そうか。
…………。大きくなったな。
[それはどういう意味に黒百合は聴こえただろうか。若しかしたら、残された黒猫も、かつてはそんな風に考えたのかもしれない。黒曜石は、果たしてこの町に還ってくるのだろうか。]
あー、 ………煙草切れた、買いに行くわ。
またな。今度、酒でも誘え。
―――……もっと良い店連れていってやるから。
[足元に擦り寄る白猫の小さな額をゆるりと撫でたあと。黒百合に軽く、有るのか無いのか解らない誘いを掛けた。そして引き止められないならば、そのまま画廊を離れるだろう。]
そうそう、なんかすっげぇ綺麗な赤と青の絵がある。あれはミナカタ先生のオススメ。
[そんな風に言い残して。*]
(237) 2014/12/07(Sun) 16時半頃