― 過去:在りし日の月《檻》にて ―[高い天井の部屋、鎖で繋がれた紅いドレスの天使が小さく首をかしげた。月の外、世界では、天界大戦の真っただ中。戦時中であり、久々に訪れた医術天使であるエリクシエルは疲労が濃く見えた。―――だが、黙示録《アポカリュプス》の使徒《人形》たる少女には、何も知らされず、月《檻》の中では時は止まったように淀んで常の静寂を保っていた。] エリクシエル、さいきん、おそとのおはなしをきかせてくれないのね ずいぶん、つかれているみたい[そっと手を伸ばす。繋ぐ鎖がじゃらりと鳴った。何を話しただろうか―――思い出せない。ただ、別れ際は何時ものように] ―――… また、あえるよね[小さく問う彼女に、彼は頷いた。頷いたのだ*]
(237) 2012/02/01(Wed) 22時半頃
sol・la
ななころび
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