よろしく、幸せな夕焼けの住民。
あんまり家族以外とは話さないから、人がいっぱいで嬉しいな。
[伸ばした手は、柔らかな髪の毛に触れた。
折角だからその深い夜の色を撫でて、それから不思議だなあって瞬きをする。
もう大きいんだから、お世話されることなんてないんだよ?
なんて、二人して世話がどうの言うもんだから、ちょっと口を尖らせて拗ねるふりをして]
冒険、好き。
[すぐに顔をぱあっと明るくした。
そのまま駆け出さなかったのは、シャツの裾を掴まれていたから。
それからもうひとつ、ラルフに手を繋がれたから。
知らない間に二人から捕まえられた姿に気がついて、ぷうぷうと鼻を鳴らしてみたけども。
すぐにわくわくが勝って、手招かれるままに階段を上る]
ディーンは冒険が好き? 魔法は使うの?
(237) 2014/11/12(Wed) 16時半頃