[絶やさぬ笑み>>218を揺らいだ紅で、ぼんやりと見つめれば。『文通相手になる子』と言う言葉その言葉に水泡のように疑問が浮かび上がりかけ。] これからヤニクさんが文通相手になるなら その子は―――送る相手も、送ってくれる相手も出来ますね。[瞳の揺らぎは収まっていても、落とした言葉にはどこかシンとした響きが込められて。羨みでも、妬みでもない、悲しみにも似た静かな感情。その意味も理由も自分では見いだせないまま、少し笑うと。] ――――…。[頭上に止まった掌の感触と、その大きさを味わうように目を閉じる。つい先ほどの静かな感情は、仄かに伝わる温度に溶けていくようで。] 空色がいいです。 薄い空の色。冬の晴れた朝のような。
(232) 2014/10/06(Mon) 01時頃