僕は────……[言葉を紡ぎかけ、紡ぎかけたところで僅かながら 揺らいだような空気に、視線を向けました。] どなたか、居られるのですか?[奥めいた場所に腰掛けていたからでしょう。 どなたがやってこられたのかまでは 殊更、苦手とする『蝶』がやってきたなんて>>225 僕には知れなかったのでございます。 ですから僕はお声をお掛けいたしました。 返る声は、あったでしょうか?]
(228) 2014/09/14(Sun) 00時頃