人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 さすらい人 ヤニク

[闇の中、とりあえず手にしたシャツを羽織る。
 下級生はやけに芝居がかった仕草で空を仰いでいる、
 追いはぎも別に理不尽ではなかったようだ。]

 そうか……、廃墟が似合うのか。
 廃墟で脱ぐのは、気持ちよさそうだな。 
 寝たらちょっと痛そうだけど。

[返す言葉が何かを否定することはない。
 誰に対しても何に対しても、根本的な拒絶をしない。
 気づいているものがあるかはしらない。]

 ああ、同室だったっけ?
 俺んところはいま、先輩は帰省中。

 ……しかし、お前のシャツなんか匂うな。

[汗くさいというより、彼の作業のせいだろうか。嗅ぎなれない異質な匂い。闇の中の世間話、というのも相当異質だったけれど]

(224) 2011/08/03(Wed) 00時半頃

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