[そうだ!料理に毒を入れたら全部解決だ!!]
あ、あー……。毒がなぁい!持ってないぃ!
[一人で騒ぎながら、キノコと乾燥トマトを焼いたものやらつぶした卵やらパンやらを血みどろテーブルに置く。
一つの皿には鼠のしっぽらしきものが乗ってるが、まあたまにあることだ。
置いた皿に盛られた料理は、どうみても18人分ほどしかない。
さっき減ったみたいだから、適当に少な目にしといた。
結局のところ何人減ったのだろうか。どうせ死んだのは下っ端だろうが。
もう空の瓶を手にしたまま、ざわつくテーブルの傍でぼうと思いつつ座り込む]
んにゃ……。
[なんで、どうやって見張りと捕虜を殺した。というか。
気になるのは、犯人は船長のこと怖くないのかなあ、なんて酒で揺れる頭で不意に思う。
船長が怖くない人誰だっけ。
と、そこまで考えてから。なにか見落とした気がして、もう一回、首を傾いだ。
近くで掴み合いが起こり始めて、酔眼をそちらに向けたときには忘れてしまったのだけども]
(223) 2014/12/12(Fri) 19時頃