人狼議事

73 ─深夜、薔薇の木の下で。


【人】 捜査官 ジェフ

――自室――

[膝の上の本をぱたんと閉じる。その背表紙には『美と崇高の感情に関する観察』なんて文字が見える。
 枕元に置こうとして、飴が一つ転がっているのを見つけた。それをポケットへ仕舞い、ベッドを降りる。]

 残した課題を締め切りギリギリに手伝わされるよりはよほどこの方が有意義だと思うからな。
 どれだ?

[言うまでも無く自分の課題はとっくに終えていて、時間は十分あった。
 その所為か少しだけいつもより気は緩んでいるのかもしれない。なにより、元々冬はそう得意でもなかった。]

 懐かしいな、今ここか。

[机の横に立ち、教科書を覗き込む。
 問題なく教えることが出来そうなページでほっとした。]

(223) 2011/12/22(Thu) 14時頃

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