―― 1階→2階部屋前 ――[それから哲人が、自分に対し共に来るように言うことはなかったが。 それでも、後からついていった。 床の状況までは見えてなくて……時々、滑りかけた。 マグの中身はそれでも零さずに、なんとか歩き進んでいった。] ……ナリくん?[途中、成人>>209のその姿が見えた気がした。 瞬いたのは別にシャツの文面の所為ではなく、ふと気づいた指の…… けれど何か咎めたりもせず、ただ小さく会釈だけして、通り過ぎていった。]
(219) 2011/05/18(Wed) 18時半頃