[口元を覆っていた手を下して、それから男へと顔を向けた。男の容貌が変化した、ように見えた。随分と好戦的なそれに変わったような。] その子? 違う、これは俺を護ってくれたんだ。[ああ、これはもうバレているのだろう。しかしすんなりとは認めない。まだ、荒事を起こす気はない。だから誤魔化す、嘘に本当に混ぜて。]
(215) 2016/06/17(Fri) 12時半頃