>>203[クロが同じ人物のことを思っていたとは知らず、 じゅうろくばんが去ったあと、ヨルのことを再度心に描いた。 と、同時に、ヨルのように、いつの間にか消えていた人物のことも思い出す。 あのときヨルの運動の音楽を一緒に聴いた人。 腕の内側、親しくならなければみつけられない二連星の黒子。 それを指でなぞった最後の日は、もういつだったか。]
(213) 2011/09/26(Mon) 02時頃