【人】 精留醸造 ミタシュ

＞ ブルー族
キャラソニアのいち種族。頭部の獣のような耳が特徴。
人間の血と歌を好んで摂取（吸収）し、人数は少ないものの、個々の身体能力や魔力は人間より遥かに優れている。
また、自らの血と魔力を吸血対象のそれに混ぜ合わせる事で「眷属」とすることもできる。

遠い昔は人の脅威として猛威を振るい、「指定危険種」や「幻日の厄災」に名を連ねていた。
一時はブルー族から魔王も生まれ、人間牧場と称して繁栄させずしかし絶やさず人間を支配下に置いていたようだ。
※その時代の名残から、現在に至るまで「呪われた種」「厄災を呼ぶ邪悪」などとも呼ばれ、キャラソニアの人々からは忌み嫌われている。

しかし銀や聖属性など弱点も多く、キャラソニア内で銀製武器や聖属性魔法の研究が進んだ事によってその勢力は急激に減衰。
山間に集落を築いて身を寄せて生き残っていた。人の血は麓の村や旅人を浚って得ていたようだ。

(212) shirone 2019/05/12(Sun) 19時半頃