[王からの手紙で確信したのは、ハンス少年は間違いなくカルヴィン王子だったという事。母親がそれを知ったら、また気落ちする所だったので、自分のみを呼び出すように取り計らった、王や従者の気遣いに胸の中でそっと感謝をする。この王が本当に…隣国では”残虐王”と称される人物なんだろうか]……。[自宅を出る際に、郵便受けに入った”うさぎくさい”何かに気づく。その中身が安易に予想できたので、これから王宮へ向かう自分にはリスクだと判断し、敢えて手をつけずにそのままにしておいた。帰ってきたら、あれを何とかしないと]
(208) 2011/11/15(Tue) 19時半頃