人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 渡し船 ユージン

 いっちゃん、ちゅー上手いんだ?

[ 呼吸の合間に告げながら、唇を啄ばむ。
 若さの猛りを密着させればこれが薔薇の呪いでもなんでもなく
 同性という常識的ではない相手にあるがままの本能を、ありのままの欲望を
 孕んでいるのだということが知れよう。

 まだ残る、首筋の花弁にキスを落とし。
 けれどそれを上書きしてしまわないのは、俺の歪んだ傲慢さだ。

 他の誰かとの情事を忘れることなどない、と。
 それは赦しでも、憐憫でも、侮蔑でも、ない。

 キミが生きた時を、選択したことを
 否定したくないなんていう傲慢。 ]

(206) anbito 2018/05/26(Sat) 15時頃

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