[彼女の身体の一部から作り出すあるモノ。 彼女自身の細胞と血を元にそれは成長を始める。 自身が自身の細胞を使って行っていたことと同じ―――]―――…上手くいくって保証は無いんだが、ね。[精神は魔法の領域だ。 同じからだを作り上げて其処に宿るのかどうか。 錬金術師には判らない。 切り裂いた部位、分断された部位を 硬化素材で覆っていく。 片手しか使えないから多少形が悪くなったかもしれないが。 最後に首の傷を塞いで、全身を白い布で包む。]……だめだったら。鄭重に葬ってやるよ、騎士殿。[おやすみ、と。 顔を覆ってしまう前に額へと口付ける。]
(204) 2013/02/24(Sun) 04時頃