150 堕天使達の淫哀歌~ヴェルル女学院~


【人】 踊り手 フランシスカ

─ 図書室 ─

[ 声をかけられ>>172、顔を上げる。
 時計へ視線をやり、それから鉛筆を置いた。
 身動きで、結んだ黒髪の尻尾が肩から胸へおちる。 ]

 もしかして、
 私は君の任務に、余計な仕事を増やしてしまったのだろうか?
 だとしたら、申し訳ないと思う。
 どうか、許して欲しい。

[ すこしかたくるしい、
 けれど落ちついた低めの声でそう言った。 ]

(201) 2013/10/28(Mon) 19時頃

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