人狼議事

194 花籠遊里


【人】 営利政府 トレイル

[各所から届く甘い音色が、厭らしい音が鼓膜を叩く。
漏れる甘美な嬌声は、どれも腹底に来るものなのだろうけれど。]

 ――キミのように、ワガママな方が。

[届く宴の音色を耳に通して、尚。
目前に揺蕩う銀月の、劣情の滲んだその顔に、ただ掠り声でそう告げた。
悪趣味だと今一度嘲笑が降って来るだろうか。然しそれも、また一興。

夜空に朧に、然し気品高く咲く銀月が情け無くも乱れる姿を、この目でしかと、見届けたいと。

宙に馴染んだ嘆息に>>192は思わずその胸に置いた手に力を込め、誤魔化す様に下から上へと二三揉み上げたのだったか]

[そうして紡がれた誘い言葉に、誘き寄せられた花蜜の香には、こくりと咽を鳴らし。
その唇が自分の名を形作った事を暗闇の中に知れば、胸を満たすのは征服感とはまた別の、耽美な情。
まるでむずかゆい其れが衝動として競り上がって来たならば、自身もまた花の名を――ちいさく、形作ってみせたことだろう。

花の躰に動きが在った>>194ならば、ぱちりぱちりと目を瞬き、睫を揺らしてその様子を見届け。
手を黒く飾る布越しにその胸先が膨れたのを感じ得れば、親指と人差指に挟めて擦り、偶にはゆるうく引っ張り。]

(198) 2014/09/16(Tue) 09時頃

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