――ドナルドの個室――
っ、なに、して、ぁ、
[思ってもいなかった場所を舐められ、びくりと全身が震える>>136。
硬く閉じたくぼみが濡らされてひくついた。伝染したかのように、短く熱く息を吐く。掴む手から逃れようと、身をよじった。
ミッシェルの声が聞こえても、注意を向ける余裕がない。小さくうめいて、ただ自身をなぶる二人の間に視線を彷徨わせた]
おまえら、も、イカれてる……、
[メアリーに言ったことを繰り返して、力なく睨め付ける。
二対とひとつの眼に、さらされた下肢。男相手など想像もしなかったそこに、まだ熱はない。
けれど、このまま流されれば、どうにかなってしまいそうで。しかし耐え抗う気力も体力もない。
もういっそ、すべて投げ出して、身を委ねてしまえば。
ふいにそんな考えが浮かんで、一瞬、力が抜けてドナルドの腕に任せるがままになる]
(197) 2011/03/16(Wed) 21時半頃