ー回想・ゴドウィン酒場ー
[ドンドン、と扉をたたく。ゴドウィンがほんの少し扉を開けて姿を確認すればすぐに中に入れてくれるだろう、むしろ入れてくれ。そして。抱っこしていたカルヴィンを。ゴドウィンに渡す]
もう、頼れるのは、あなたしかいない
殿下を、私の大切なものを預かってほしい
正直に話そう、私はアウストのスパイだった。
私がこの国にきたのは、この国を滅ぼすためだ
私は裏切ってきた、しかし、今の私は殿下にすべてをささげている
[ゴドウィンに今までの話をすべて語らう。聞かれることがあるならすべて答えるだろう。そして、アウストのスパイの名前を口にしようとしたとき、ゴドウィンの酒場に弓が乱暴に入ってくる]
敵国のスパイはセシルと・・・・・・・っ
っち
つけられていたか。
私が目立つところを歩いて敵のターゲットをすべて集める。
ゴドウィンは、どうか
殿下をお守りください、私に力を、お貸しください
[そうして寝ているカルヴィのおでこにキスを落して、ゴドウィンに礼をし、目立つように表の入口から飛び出していった。]
(194) 2011/11/13(Sun) 03時半頃