[お利口と顎を撫でられれば>>94、鳥肌と共に馬鹿にされたような苛立ちが沸き上がる。尻尾を握られかけた手前、この臆病者には素直に応じるしか手が無いだけだ。ああ胃が空なのが本当に惜しい。あの女子生徒に縋れば二本目が出てきたのだろうか。恥の忍び、苦行を我慢してもやればよかったかもしれない。][厄介だと言いながら、口角を持ち上げて笑うさま>>95に、一つではない感情を抱きながら、猫は狭い額と鼻に皴を増やして悪態を零した。] お前なんて首なしに呪われちまえ。
(193) 2018/09/10(Mon) 23時頃