[やがて自身を犯していた物が引き抜かれれば、とろりと秘所から零れる、内へ放たれた白が一筋、腿を伝い濡らして。割れた鏡は今だ火照り上気した肌に珠の様な汗を滲ませながら喘いでいた寝台へうち捨てられれば抵抗もせず其の身を白の布団に沈ませて、友が腕掴まれて彼と主人が口吸いする様子>>179をいまだ冷めやらぬ余韻の中、蕩けた瞳で見つめる。視線を逸らすことも忘れ、惚けたままに]……――[縹緲たる視界の中、耳に届いたのは友が己の名を呼ぶ声目を伏せつつ蝶の接吻に応える友の目が伏せられる様子を唯見つめていた]
(191) 2014/09/16(Tue) 02時頃