[昔ほど近くもなく、それでいて遠くもなく。 憧れていた“大人”の返答に、ゆるゆると両手が下がる。 振り絞った気力を削がれてのそれは、明らかに消沈といった様子で] あ、……はい……。 ごめんなさい……その、はい……。[そんな様子であっても、鬱とした雰囲気>>185くらいは察する。 慌てて頭を下げ、入り口の扉へと手をかける。 最後にもう一度ぺこりとお辞儀をし、店の外へと出て行った]
(187) 2014/12/05(Fri) 00時半頃