―或る過ぎたる昔日―[少年が病院に入ったのは、幾つかの鱗を切除した後だった。 どれ程の痛みに耐えても生えてくる。普通の人間には生えない鋭利な鱗を両親は不気味がった。当時まだ幼かったメルヤは、両親からの拒絶は世界に拒絶されるに等しかった。どうして。この病院に送られたかはわからない。原因不明の奇病患者が送られる。日毎、幼い少年は、自分のせいで険悪になる両親を見なくても良くなった。それだけだった。][メルヤという少年は、はっきり言えば生意気だった。 昔から記憶力が良く下手に頭がまわるため、医師や看護師には愛想良く、同じ患者仲間とは距離を置いて過ごしていた、数ヶ月]
(187) 2015/06/06(Sat) 03時頃
sol・la
ななころび
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