[小さい頃はもっといっぱい褒めてもらえてた。
細かい作業が得意で、絵を描くのも得意で、拾った木から寸分の狂いもなく木のオモチャを作れたりしたから。
まさに神童だ、なんてよく言われて、いっぱい撫でてもらえた。
けど、大きくなっていくごとに、段々、周りの大人は褒めてくれなった。
いつまで経っても子供みたいなのは、ダメなんだって。
だから、いま褒めてくれる大人は、ノックスだけ。
けど、きっとそれはノックスが保護者だからで。
旅が終わったら、どうせ]
あのね、鳥と狼に会ったよ。
綺麗だから欲しかった。それでね、タオルをあげたの。
[そんなノックスに報告していれば、気が付くとトレイルはいなくて。
あれえと首を捻り、辺りを見回して]
怖い顔!
[>>178二階から下りてきた人物を、びっと指差した]
(187) 2014/11/12(Wed) 13時頃