……[萎れた花と、真新しい野草をじっと見る。さらさらと、人を殺す力があるはずの川が、穏やかに流れている。]もうずっと昔のことですから。[問い(>>142)にはそれだけ返した。もし、彼女が昔一緒に遊んだことのある、目の見えないあの子だと知っていたら、もしかしたら、一緒に遊んでいた彼の死を告げていたのかもしれない。]私はそろそろ戻りますが、ゆりさんはどうなさいますか?[彼女が戻ると言おうが、残ると言おうが、そのまま立ち去る。それは、もしこれ以上質問されても答える気はない。という明確な意思表示。]
(185) 2012/08/11(Sat) 22時半頃