人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 粉ひき ケヴィン

  ── いつか、も 同じように。 ──

[ 同じように、"誰か"の甘い香りの後だった。
 黄みがかった生地に、果実を埋め込み、
 ── 香りの違いで、発酵を"見分ける"。

 たまには、鋭敏なだけの鼻だって役に立つのだ。
 ……たまには。

 絵描 ─── 最初はネズミのようだと思ったものだ。──の、
 手元は、此方も邪魔をすることなく、
 ちょうど良い頃合いに、オーブンに投げ込んでから、]

  ─── パンのオーラが"見える"んだよ。

[ 珍しくも、ほんのすこしのユーモアを滲ませて、
 唇の端を僅かに歪めるだけの、笑みを添えた。
 勿論、焼き上がった1つは、
 丸ごと彼に渡されてしまって*]
 

(184) 2018/05/15(Tue) 23時半頃

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