おう、紅茶は任せろ
―― クッキーはもういじらなくていいんだよな、なぁ!
[自分が手を出したら絶対焦がしてしまうので、グロリアに声をかけると聞いたら思わず確認してしまいます。けれど、シーシャがクッキーに手を出すことはしないでよいのでしょう。よかったよかった。本当によかった。]
[それから、シーシャが、まあこんなものではなかろうか!という具合に紅茶の準備をしていたころ、>>166古城内にこだまする人間の挨拶が聞こえてきたり、するのです。
おや? 聞き覚えがあるな? と動きを止めて耳を澄ましますがそれ以上の音声は入ってきません。けれど、『先生』なんて呼ばれるのはサイモンくらいですからね。「先生、血ィすうのかないいなあ腹減ったなァ」なんて、準備続行しながら思います。
そして、まあこんなものではなかろうか!な紅茶準備の出来栄えになったころ
>>178ガタガタと窓が開いて、まるで泥棒か何かのように、人影が一つ厨房に増えました]
(182) 2016/12/04(Sun) 15時半頃