[娘さんについては、おじちゃんはそれ以上は言いません。
おじちゃんは娘さんが大好きですが、それでいて娘さんについては多くは語ろうとしませんでした。
箱入り娘ってやつでしょうか。過保護っていうんでしょうか。
誰の目にも入れたくないまで行っちゃうと、それはそれはもう娘さんが心配ですが、そういうわけではないみたいです。]
んで、スティーブンこそ。何してんのよこんなところで。
今日は飲みに行ってんじゃなかったの。
[そういえば、お医者さんはさっき誰かに声をかけていたようでした。
お医者さんがよく飲みに行くお店…『酒のし○く』っていいましたっけ?
そこの常連仲間さんでしょうか。
誰かいるならそれはそれで。おじちゃんもちょっとだけ安心したみたいです。
商店街の中から、路地裏に入りかけたお医者さんに向かって、少しだけ声を張り上げます。近づくことはしませんでした。]
なーんか、誰もいねーからさ。変だなーと思ったんだけど。
誰かいるならまぁいいや。俺っち帰る。
[そう言って、自宅に向かおうとします。]
(180) 2011/10/19(Wed) 23時半頃