…………まぁた赤点……
今回のテストは自信あったのに、何でなんだろうね?
間違っては無いでしょう……?
[アルバイトの競争率もそれなりに高く、学園全体に人気のあるこの喫茶の一角で。
多少情けなく机に突っ伏しながらも、この喫茶名物の『神殺しパフェ』を、正面で向かい合うアリスと共に突く]
歴史も相変わらず自信だけは何時も満々なのに30点台取れないし。
科学はもう僕ややこしくてしっちゃかめっちゃかだし。
……今日の神学の大テストも……
見てよ、何で僕1000点中107点ぽっちなんだろう。
自信だけはすっごくあるし徹夜で頑張ったのに、なんでだろう?
合ってる問題はバッチリ合ってる筈なんだけどさ。
[……ちなみに、『神殺しパフェ』をアリスと二人突き合ってるのは、単に槍真が一人で食べきれないからだ。
このパフェ、値段は安い物の、その辺の定食を二度食べるよりも腹に来るような超級巨大ボリュームのパフェ故に『神殺しパフェ』と呼ばれている。
――さて置き、年上として少し恥ずかしいが、少しばかり泣き言が漏れる]
(176) 十六夜 2011/06/22(Wed) 07時半頃