ロビンとホントに兄弟になるんだったら、
お兄ちゃんになってほしいけど。
[美味いお菓子が毎日食べられるかもしれぬという下心は、
秘密のこともあって口には出さないが、
大いに餌には釣られる性分なもので。]
「肉」「辛さ」…
その単語からするとカレーなのね?
[肉や野菜のチョイスに好みはあるだろうが、
出揃った食材は見慣れたメニューのそれだ。
食事をしに来るまでの会話の流れは知らなかったので、
ロビンとフローラが調理台に立つのを見てようやく
あぁ、そういう流れかと理解が及ぶ。
スキー部屈指の料理ウマが立つのなら、布陣は盤石と言えよう。手際よく食材が切り分けられて行くのを眺めていれば、シェフが目の前で調理してくれるちょっといいレストランにでも居るみたいな心地にもなる。
一方自分はといえば、席近くの流し台で空になった弁当箱を洗って濯ぐ。庶民ですから。]
(173) 2020/12/29(Tue) 00時半頃