ジェさん![窓の外、人影が見えた。金の髪のクリスマスではない。 窓ガラスに両手を付けて額を寄せ、確かめる。 コツコツと叩いて知らせるも、音は艦外に届かない。 気付いてくれた時には、安堵に笑みを浮かべ。]あの、データ収集と――って、聞こえないよね。えーと……[人差し指をガラス面に当て、小さく『ありがとう』と綴る。 何がありがとうなのか、これでは全く伝わらない。 おろおろとジェームスを見つめた。]**
(170) 2013/07/25(Thu) 08時半頃