[傍から見れば何しているんだろう、と思われるかもしれないが、人目を気にするほどの注意が周囲にいかない。今は目の前の人のことしか考えられなくて。]ふぁっ。[がしりと両手で掴まれて、小さく声をあげた。同時に、心臓が一際大きく跳ねた。>>158自分よりも大きな手から温もりが伝わってくる。逸らしていた瞳を、茶色にあわせ。……ああ、良かった、と覚えていたことに安堵した。]
(169) mikanseijin 2018/05/26(Sat) 02時半頃