――廊下・放課後――
まったく、せっちーはよくモテますねぇ
[何処か他人事のような呟き。
>>154せっちーが寄り添ってきて腕を組んでくる――そこまではこれまでも何度かあったかもしれない。
ぺったんこで意外と厚い胸板の感触が伝わってくるのだった。
しかし、その次の言葉で三星綾乃は不覚にも渦中に巻き込まれることになった]
せっちー、あつ……ふぁっ!?
[途端に広がるカオスティックな空間はせっちーの人気が伺えるというものである。
パンデミックでありバイオハザード。
嘆きの声を発する男女はそれはもうゾンビーのように見えてしまう。
妬ましげな視線、怨恨の声、それらが全て三星綾乃へと向けられた]
なっ、なななな、なにいってるのですかせっちー
[いや、そんな恥ずかしそうな表情作って悪ノリしすぎでしょう。
肩を掴んでガクガクと揺さぶろうとしたところで追い打ちの一言]
(169) 2015/04/20(Mon) 20時半頃