―昼過ぎ―……平和だ。[ラウンジで珈琲を飲みながら、静謐を噛み締める。というより、朝方からあんな騒ぎに巻き込まれたのが不運だった。朝食のあと、たまこの追及を避けつつ、泥と埃を落とすのにまた入浴しないといけなかったし、危うく茹で犬になるところだった白犬には目が合うたびに吠えられるし。付け加えるなら、その飼い主は目さえ合わせてくれなかったし]
(168) 2012/08/13(Mon) 23時半頃