[肩に感じた頭の重さ。優しく、髪をすいて、金糸にキスを落とす。―――交わす視線。素直に、純粋に、真正面から告げられる言葉は。] ニコル――、[掠めた唇には、いつかのように、頬に、まぶたに、キスを落として。] ありがとう――俺を、好きになってくれて。[いつかの言葉。] 俺は、孤独じゃないよ。 ニコルがいるから。[いつかの――――]
(166) cunnon 2014/10/15(Wed) 03時半頃