― →稽古場 ― それ、いいな。舞をイメージしながら演奏[稽古場の戸、引き手に手をかけ開けながら。 練習とはかくも地味で、 怪しいものかと明るく笑って。][零れた言葉には、一~二度片手で頭をかいた 色々思うところあるのだろう、 先程の言葉とあわせるに] 芸の為に主がいるのか、主のために芸があるのか どっちだとしても、なんにしても 練習して技を磨くのがより近道か。 …良い主も、速い主もさ だから、心落ち着くいいことしようぜ?[包帯がなければ、ウィンクの一つもしたのだが][夜行の足音と気配が稽古場の壁の位置につけば]
(164) 2010/08/01(Sun) 03時頃