[尖塔が無数の金に輝いた>>132金の環が、鮮やかに天に浮かび上がる。───神々しく。聖なる炎が、決して犯されぬ灯火の如くに煌ときらめく]僕が地獄に落ちたなら、[口にしたのは、先の閻羅王>>136へ向け。視線を流して、その瞳を真っ直ぐに捕まえる]返す。だから今は貸してくれ。…その、力も。[剣だけではなく、と。やはり”強欲”に告げて、剣を構える。刀身に強い銀が凝った。これまでの比ではない、強い輝きが]
(162) 2014/06/17(Tue) 00時半頃