あ、うん?行く行く……
[でもその前に、と先程から何やらおかしな動き(>>122>>123)を見せる後輩をチラと横目に。
初対面の時あんな感じじゃなかったと思う……そう思うと何だかとても心配だ。
一瞬待ってて、と会長の手を引いてから離れる。
ね、と鹿崎の側面から前へと回り込んで今度は躊躇わずにぎゅっと制服の布を摘まみ]
けんちゃん、さっきはビックリさせちゃったのかな、ごめんね、
何か具合悪いみたいだから無理しないんだよ?あと、えっとね
[けんちゃんは私怖くないんだよね?と笑って鹿崎の手に紙片を押し付ける。
少し前の世代のJKが盛んに交換していて、自分達も真似て一年生の頃に作ったまま結構余っちゃってるシンプルで──正直に言えばちょっとダサい名刺。
メッセージアプリのQRコードと雛子の名前と、間抜けな絵文字付きのそれを寄越して離れた]
(160) 2019/09/03(Tue) 01時半頃