人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 厭世家 サイモン

[愛を語る言葉はあんなにも重く苦しいものだったのに。
 どうしてだろう。
 心を偽る言葉は、こんなにも簡単に唇の門をくぐるのだろうと。
 背を向けた表情は痛みを隠せないもの。

 嗚呼、だけど。
 この痛みこそが己が愛の痛み。
 己等とは共に在るべきではない相手へ出来る、拒絶と言う愛の言葉。


 人は寂しさゆえに、愛を知らねば生きていけない。
 だけどそれ故に。
 ひとりぼっちで愛を嚙みしめて生きていくのだと説いたのは誰だったか。


 最初に聞いた時は滑稽だとしか思えなかったこの言葉が、今ではひどく胸に染みる。
 そして――…膿んだ傷口へと、深く、爪を立てた]

(159) はまたん 2011/08/14(Sun) 07時半頃

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