人狼議事

91 時計館の魔女 ―始―


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[たった一言>>154の肯定。けれど、そのたった一言は、重い響きをもってヴェスパタインの内に、落ちる。
 いい場所だった。――それは、指す方向こそ違えど、自分と同じ……
 おなじ、喪った痛みを、抱えているが故の、ことばに思えた。]


 そうか……戻る場所が、無いのは。
           ―――辛い。

 [学ぶことさえ出来ればいいと思っていたのは、間違いではないけれど。
   暖かく迎えてくれる祖父と、励ましてくれる友人は、確かに。たしかに、自分の大事な場所だったのだと。
 感情を言葉に乗せることはそう多くないが、こればかりは断言できた。戻る場所がないのは、本当に辛いことだ。
 傍らに置いていたランタンに触れて、ゆるく目を細める。問われた言葉>>155には、少し間を置いて、小さくわらった]

 ……私に正面から殺し合いなど、出来るわけがない。
 苦手なものばかりだ。

 ――裏を探る。ゲームの終了条件、は。
  ひとつでは、無いのだろう。

 考えることと、知ることだけは……得意、だからな。

(159) 2012/05/19(Sat) 22時頃

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