[旋律の途中から、身じろぎが傍らにある。 >>145慌てた仕草の理由も幾夜をも古城で過ごせば想像がつく。音の邪魔をしない程度、柔らかに喉の奥を震わせて 寝ている間に髪を撫でておけばよかった、と思ったことは置いておこう。] おはよう、ベッキー。 俺も子守歌のご相伴に預かってしまった。 ありがとう、トレイル。 やっぱり、君の歌は好きだな。 ……その分バーとやらが。 まあ、口惜しい気も、すこしばかり。 ねえ、ベッキー、彼は 人間のために歌うかもしれないんだってさ*
(157) 2018/11/08(Thu) 22時頃