― 図書館への道中 ―
[差し出したキャンディがころころする様子>>146に、先輩が世話をしているハムスターがふっと浮かんだのは赦されてほしい。
なんというか、雰囲気が似ていたから連想しちゃっただけで悪気はないのだ。
とはいえ、言葉にはしていないからセーフだろう、というのは置いておいて。
ピスティオと別れた後、メッセージアプリを立ち上げて生物部員のグループにキャベツとカタツムリの話を投げ込んでおいた。
『りょーかい』とか『きゃべつ食べたい(まがお』とか『カタツムリほしいですー!』とか、まあ、間髪入れずに返って来る賑やかなメッセージに突っ込みを一通り入れてから図書館へ向かおうとして]
……あれ?
向こうから来るのは……。
[向かおうとした方向から来る人の姿>>150に、瞬きひとつ。
誰かを認識したら、とてて、とそちらに向かって]
(153) 2020/05/19(Tue) 23時頃