人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 渡し船 ユージン

 おいおい、いっちゃんまでそんなことゆーの?

[ 下級生に庭師と思われていた俺。ほら、半ば間違ってないぞ。
 眼鏡のまだ幼さ残る顔の方にモリスが話しかけていれば
 此方にはいっちゃんが──いや、生徒会長さまが謂いにくそうな言葉を溢していた。 ]

 ん、あーーーー。
 そうよね、まずったなーとは思ってたんだよ。

[ だから顔が合わせ辛かったのだし、とは謂わないから聞こえやしないが。
 穏やかだったいっちゃんの顔が、苦そうな生徒会長の顔を作る。
 ああ、うん、この顔はきっとみんなが求めている顔で。 ]

(153) 2018/05/18(Fri) 00時頃

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