人狼議事

78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―


【人】 研修生 キリシマ

僕の記憶が正確に働いているならば(転生時に曖昧になっている可能性がある)確か10万6733年前、白鳥の月二十四の日、玄曜日のことだったように思う。

其の頃僕は、唯一神に仕える第二級の天使であり、鮮やかな七枚七色の翼をはためかせていた。しかし、神の人への贔屓―――困難に遭う者への助けを是とし、僕らを人の元へと遣わせる神のやり方に、いささか疑問を抱いていた。人は、一人では立っていられない程に未熟な存在。そんな者たちに僕らの力を貸す意義はあるのだろうかと。未熟だからこそ導いてやらなければならないと神はいう。だが、構いすぎるのも問題だろう。放っておいて、死ぬ運命ならばそれを受け入れればいいのだ。僕は神への不満を天使でありながら抱えていたのだ。

そんな時だった…光一、いや、黄昏を纏う彼に出会ってしまったのは。
彼は僕の内にある疑問と不満を煽った。煽ったという言い方は正しくない、か。秘められていた僕の中にある真の声が、彼と共鳴を果たしたのだ。僕は内なる声に耳を澄まし、遂には神に反旗を翻すこととなる。僕に共感した仲間の天使はほんの数千、対する神の軍勢は万を超えていた。

(152) 2012/01/28(Sat) 12時半頃

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